日本創造経営協会の概要
創始者の薄衣(うすぎ)佐吉(さきち)は、昭和23年(1948年)以来、数多くの企業の再建をして研究した結果、倒産の原因を分析して、共に生き、共に働く経営、会社が繁栄し永続する、創造経営システムを開発しました。
企業が 「社会の中で生かされている」ことを認識し、3代75年以上にわたって永続する会社経営を実現するには、創造的な生活に根ざした経営が求められます。
一般社団法人日本創造経営協会は、創造経営システムを実践している企業が中心になり、昭和38年(1963年)に設立されました。創造的経営を実現した会員企業が、その成果を伝え、一波万波運動として全国に広め、現在の経済社会の正しい秩序を確立するために、全国の支部を拠点として活動しています。
創造的経営の基本は、「経営の改善は人の改善」「人の改善は人の心の改善である」という理念のもと、創造的な働きができる人材を育成することです。「目に見える経営の改善」は、働く人の意識や責任能力、管理者の統率力などの「目に見えないもの」に左右されます。経営力の75%は人が決めるのであり、当協会では人材育成のための創造経営教育システムを提供しています。
創造経営教育システムは、「正しく働くこと」で、信頼や信用が高まり、「正しい生き方」で創造する力を開発することを目的としています。そして、経営者自らが取り組み、企業を担う人材の育成に役立てられています。
働きやすい職場に改善していく人づくりの出発点となるのが、「創造経営教室」です。
基礎コースでは、自己分析調査により社会人として信頼される人間性を開発します。中級コースでは、自分の役割を自覚して、責任ある行動ができ、職場のリーダーとなることを目指します。 創造経営大学校では、企業の幹部としての統率力を磨きます。 自然に囲まれた研修会場では、日常から離れて自分自身を見直すことができます。さらに、「基準創造行動」の実践により社会人としての行動を習得します。
全ての研修では、個別に面接指導を行い、研修での成果を確認しながら進めていきます。さらに、多彩な人材育成研修が用意されており、どのような逆境でも乗り越え発展する企業作りのために、経営者の創造性の開発と、経営幹部の育成を支援しています。