2020/12/04

2020年秋の厚生活動

カテゴリー:厚生活動

 本年度の厚生活動は「日本文化を大切にし、心寄せ合い、新たな時代(令和)へ」をテーマに行いました。コロナウイルス感染対策として、例年のような旅行形式はとらずに“ステイホーム”の企画となりましたが、新たな試みとして有意義な活動ができました。
 題材は、『SDGsにふれよう』。持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。この目標は17のゴール・169のターゲットから構成されており、国や企業の取り組みを目にする機会が増えた方も多いのではないでしょうか。
 今回の厚生活動はステイホーム企画(所員とその家族ごとの活動)だったため、家庭内で取り組みが可能であろうSDGsに関連する目標を100個提示し、各々家族でふだんの生活を見直す時間をとってもらいました。
子どもでもわかりやすいように、目標はシンプルなことばかりです。例えば、「冷蔵庫の設定温度を夏と冬で変えていますか?(無駄にエネルギーを消耗しない)」「ごみを適切な方法で捨てていますか?(豊かな自然環境を守る)」「フェアトレード商品を選んでいますか?(社会的格差の解消を助ける)」など。100個の目標のうち、参加した47家族の9割が実践していることもあれば、誰も取り組めていないこともあることがわかり、興味深い結果となりました。
 11月15日(日)に行われた活動報告会は史上初の“WEB厚生活動”と称し、オンラインで開催しました。自宅からのアクセスが功を奏し、結果として沢山のご家族の方にもご参加を頂き、充実した厚生活動になりました。
過去に例のない年ではありましたが、所員で同じ目標意識を持てたことはグループの団結を深める良い機会になったと感じています。

(厚生委員一同)