2018/10/01

若手コンサルタントの一日(小集団活動編)

弊社では、人材育成を目的として様々な取組みを行っています。

その取組みの一つに、HQM、という活動があります。先月そのHQM活動の発表大会を開催しましたので、その様子についてご紹介します。

HQMとは、Humanistic Quality Managementの略で、簡単に言うと「人材育成に重点を置いた小集団活動」のことです。1チーム5名程度のグループを数チーム作り、各チームがそれぞれ改善テーマを掲げ、その改善内容を約半年間に渡り優勝を目指して競い合います。活動の締めくくりは発表大会で、各チームが自分達の取組内容のプレゼンを行います。

通常の小集団活動と異なるのは、HQMは人材育成に重点を置いているので、あえてチームに失敗を経験させることもあります。通常の小集団活動の場合、あるチームの活動が失敗しそう、となったら推進本部が介入して軌道修正を図ります。しかしHQMでは、そのチームのメンバーにとってこの失敗が良い経験になる、と判断した場合、あえてそのまま進めさせます。人材育成に重点を置いているので、人の成長が成果よりも優先される点が特徴です。

それでは、当日の発表大会の様子です。

まずはHQMの趣旨、採点ルールの確認など、オリエンテーションからスタートです。皆真剣にオリエンテーションの内容を確認しています。

続いて、各チーム取組内容を発表していきます。分かりやすい発表資料をまとめることがポイントです。若手にとっては、この発表資料をまとめること自体がトレーニングの一つになります。

(発表資料 イメージ①)

(発表資料 イメージ②)

(発表資料 イメージ③)

各チームの取組内容は、創造経営センターの役員を中心とした審査員により、厳正な審査が行われ、順位付けされます。

発表大会の後は懇親会です。皆で約半年にわたる活動の労をねぎらい、おいしいお酒を頂きます。

以上、HQM発表大会の当日の様子でした。

これから数ヵ月後に推進本部から来年度のHQMの活動テーマとチーム編成が発表されます。優勝したチームのメンバーはまた来年も・・・、優勝を逃したチームのメンバーは来年こそは・・・、と各自各様の思いを胸に、来年度のキックオフを待ちわびているところです。