創造生活の手引き
14世紀以降、神(自然)を無視し、物と金中心の科学的合理主義に基づく近代文明は、自然環境の破壊と社会秩序の喪失をもたらしました。そして人間の生命の危機を引き起こしています。これには、私たちが生活に根ざして、自然と人、人と人の新しい秩序づくりを取り組んでいく以外に光明はありません。
生産者主導の経済社会は、大量生産・大量消費の流れのなかで、従属的な消費生活をもたらし、家族の機能は弱体化し、固有の伝統文化を衰退させます。
これに対し、生活者経済の主役は、生活者であり、その生活者が営む創造生活こそ21世紀以降の社会には不可欠です。その根本となる、大自然の生成化育力や、代々の親子夫婦が中心となる家の生命力の創造性によって生かされていることに深く気づくとき、生きる価値や何をなすべきか(使命)が明らかとなります。
私たちが生きるということ、働くということの意味とその具体的な実践方法を示し、皆様の家庭と企業の生命力の開発に役立てたいと刊行されました。ぜひ、家庭、職場、地域で活用していただきたいと願っています。
平成16年5月 「創造生活の手引き」編集委員会
■第1章 人類の歩みと創造生活
■第2章 創造生活の実践
■第3章 人の成長と共生 −発達心理と共生−
■第4章 創造者への成長ポイント
■第5章 生命の源流を訪ねて −家系調査分析−
■第6章 創造生活へ導く羅針盤 −創造生活会計と生活設計−
■用語解説
編者 |
一般社団法人日本創造経営協会 寿命院友の会「100才クラブ」 |
発行所 |
寿命院友の会「100才クラブ」 |
本体価格 |
500円(税込) |
発行日 |
2004年5月15日 |
判型 |
手帳サイズ |
頁数 |
131ページ |
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