高橋 朋秀たかはし ともひで [エグゼクティブマネージャー]

得意分野
マネジメントシステム構築・運用
小集団活動の導入・運営
資格その他
中小企業診断士
中小企業大学校講師
ISO9001、14001審査員補
著書「運送業の安全マネジメント」(同友館)ほか
最近の実績
・トラック運送業の収益性改善、管理者教育
・運輸業の安全マネジメント診断、改善活動の展開
・全日本トラック協会の経営改善計画のセミナー講師、経営診断
・建設業の事業継承に関わる資本政策
・ホテル・旅館業の組織・人材診断と中核人材育成
・病院・老健のISO9001を通じた業務改善
略歴
カタログ通販会社の情報システム部門、経理部門を経て、1995年に入社。運送業、建設業などを始め、さまざまな業種の経営診断・指導に関わる。公益社団法人全日本トラック協会の経営分析テキスト作成、経営診断システムの開発や、国土交通省国土交通政策研究所にて1年間主任研究官として任期付で勤務するなど、運輸業界の幅広い経験を有する。
事例紹介
①企業概要
トラック運送業

②支援概要
会社全体で赤字に転落。営業所の利益改善のために、荷主別損益を算出し、荷主との運賃交渉、仕事の見直しなどを具体的に行った。

③支援内容
1)赤字の特定
従来は営業所別損益、荷主別売上による業績管理を行っていたが、赤字業務が特定できなかった。そのため荷主別に損益を算出し、赤字業務を特定した。限界利益ベースで赤字になっていた荷主(業務)も存在した。

2)対応策
まず現状について数値をもとに荷主に説明、交渉を行い、運賃の改定あるいは業務の見直し(時間等)を進めた。改善が難しい場合には、他の荷主・業務に切り替える対応を図った。

3)所長・配車係教育
一時的な改善ではなく、所長・配車係が継続的に荷主別損益を意識して業務の選択、見直しが出来るようにするため、車両別の原価計算を基本として、荷主別の損益活用のための教育を行った。